Mackerelのホスト死活監視でアラートステータスを選択できるようになりました

Mackerelのホスト死活監視でアラートステータスを選択できるようになりました

Clock Icon2020.08.12

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ご機嫌いかがでしょうか、豊崎です。

小ネタです。Mackerelのホスト死活監視(connectivity)のアラートステータスを選択することができるようになりました(今までホストの死活監視:connectivityはCritical固定でした。)のでご紹介していきたいと思います。

早速みていきましょう。

確認してみる

Mackerelにログインして、管理コンソールからmonitorsを選択してconnectivityをクリックします。

オプションの項目内のアラート発生時のアラートステータスでwarningが選択できるようになっています。

痒いところに手が届くUpdate

今までCritical固定だったホストの死活監視(connectivity)でWarningが選択できるようになることで、「緊急性は高くないが、mackerel-agentの疎通断については通知を受け取りたい」ような場合にアラートレベルを変えて通知を受け取ることができるようになりました。

例えば、踏み台サーバや、HA構成のスタンバイ機など、SLOがそれほど厳しくなく、且つ翌営業日対応が許容されているようなサーバへの利用が考えられます。

テストしてみる

準備

まずはテスト用のEC2を起動して、mackerel-agentをインストールしていきます。

Mackerelにログインして、管理コンソールからHostsを表示しエージェントをインストールを選択します。

次画面でOSの選択画面になりますので、対象のOSを選択してインストールの指示に従いましょう。

テスト用のEC2のOS、Amazon Linux 2 LTSを選択しEC2上で以下コマンドを実行しました。

sudo curl -fsSL https://mackerel.io/file/script/amznlinux/setup-all-yum-v2.sh | MACKEREL_APIKEY='xxxxxxxxxxxxxxxxx' sh

$ sudo curl -fsSL https://mackerel.io/file/script/amznlinux/setup-all-yum-v2.sh | MACKEREL_APIKEY='xxxxxxxxxxxxxxxxx' sh
This script requires superuser authority to setup Mackerel agent:
++ mktemp
・
<中略>
・
完了しました!
+ mackerel-agent init -apikey=xxxxxxxxxxxxxxxxx
+ systemctl start mackerel-agent
*************************************

     Done! Welcome to Mackerel!

*************************************

対象のEC2が管理コンソール上に表示されたら準備完了です。

通知をしてみる

mackerel-agentを停止してみます。

$ sudo service mackerel-agent stop
Redirecting to /bin/systemctl stop mackerel-agent.service

しばらくすると、対象サーバのconnectivityについてアラート通知がされます。ダッシュボード上にもWarningのアラートが表示されています。

まとめ

本当に重要なアラートに向き合うために想定したアラートレベルに設定できるのは嬉しいですね。この記事が誰かのお役に立てば幸いです。

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