Mackerelのホスト死活監視でアラートステータスを選択できるようになりました
ご機嫌いかがでしょうか、豊崎です。
小ネタです。Mackerelのホスト死活監視(connectivity)のアラートステータスを選択することができるようになりました(今までホストの死活監視:connectivityはCritical固定でした。)のでご紹介していきたいと思います。
早速みていきましょう。
確認してみる
Mackerelにログインして、管理コンソールからmonitorsを選択してconnectivityをクリックします。
オプションの項目内のアラート発生時のアラートステータスでwarningが選択できるようになっています。
痒いところに手が届くUpdate
今までCritical固定だったホストの死活監視(connectivity)でWarningが選択できるようになることで、「緊急性は高くないが、mackerel-agentの疎通断については通知を受け取りたい」ような場合にアラートレベルを変えて通知を受け取ることができるようになりました。
例えば、踏み台サーバや、HA構成のスタンバイ機など、SLOがそれほど厳しくなく、且つ翌営業日対応が許容されているようなサーバへの利用が考えられます。
テストしてみる
準備
まずはテスト用のEC2を起動して、mackerel-agentをインストールしていきます。
Mackerelにログインして、管理コンソールからHostsを表示しエージェントをインストールを選択します。
次画面でOSの選択画面になりますので、対象のOSを選択してインストールの指示に従いましょう。
テスト用のEC2のOS、Amazon Linux 2 LTSを選択しEC2上で以下コマンドを実行しました。
sudo curl -fsSL https://mackerel.io/file/script/amznlinux/setup-all-yum-v2.sh | MACKEREL_APIKEY='xxxxxxxxxxxxxxxxx' sh $ sudo curl -fsSL https://mackerel.io/file/script/amznlinux/setup-all-yum-v2.sh | MACKEREL_APIKEY='xxxxxxxxxxxxxxxxx' sh This script requires superuser authority to setup Mackerel agent: ++ mktemp ・ <中略> ・ 完了しました! + mackerel-agent init -apikey=xxxxxxxxxxxxxxxxx + systemctl start mackerel-agent ************************************* Done! Welcome to Mackerel! *************************************
対象のEC2が管理コンソール上に表示されたら準備完了です。
通知をしてみる
mackerel-agentを停止してみます。
$ sudo service mackerel-agent stop Redirecting to /bin/systemctl stop mackerel-agent.service
しばらくすると、対象サーバのconnectivityについてアラート通知がされます。ダッシュボード上にもWarningのアラートが表示されています。
まとめ
本当に重要なアラートに向き合うために想定したアラートレベルに設定できるのは嬉しいですね。この記事が誰かのお役に立てば幸いです。